2008年9月 チャオ、イタリア(到着編)


国名:イタリア共和国
人口:約5,800万人
首都:ローマ(約270万人)
言語:イタリア語
通貨:ユーロ

今回の行き先は、イタリアのローマ、フィレンツェ、ピサ。

去年アムステルダムと日本に帰って以来、ゆきにとっては久しぶりの飛行機での旅行となります。


これは「どこでもバッグ」だワン!ここに入ってしばらくしたら、知らない匂いの場所に到着するワンよ♪
久しぶりなので移動用バッグの中で我慢できるか少し心配でしたが、出発の二日前に例のバッグを出したところ、大喜び! 大興奮して中に入りました。

放っておくと、いつの間にかバッグの中で寝ているので、どうやら大丈夫そうです。 きっとこのバッグに入ると、ドラえもんのどこでもドアのようにおもしろいところに連れて行ってもらえると、分かっているようです。

このバッグに入ると結構ラクできるワンし、いつも一緒にいられるからうれしいワン♪ 入るときは猛ダッシュで入ちゃうワンよ!
移動用のシェーパバッグも購入。 見ての通りゆきは新しいかばんがお気に入りのようです。 しかし、なんせゆきの事なので、後で問題が・・・

ローマの石畳を歩くゆき。
うれしそうです♪
ゆきは旅行好きだと、勝手にゆきママは信じています。 というのも、どこへ行ってもゆきの尻尾は上がっているし、匂いをかぐのが大好きで、新しいところに行くたびに大興奮して散歩するからです。 まあアクティブな娘で良かった、良かった。

・・・と、前振りはこれぐらいにしまして、本題! 無事、ローマに到着です。


2008年9月 チャオ、イタリア(ポポロ広場)

地下鉄のBラインは落書きだらけ


まずはローマ・観光編かられっつらごぉ〜!


ローマは古代の遺跡が集まる、大観光都市です。いったいどこから行こうか・・・悩むゆきママ。 実はゆきママは以前添乗員をしていたときに、ローマには約○○回来ています。ただ、いっつも主な観光地は貸し切りバスでの移動だったので、いざ個人で回るとなると結構大変だなあと、今回の旅行で思い知ったのでした。

でも、せっかくなので今回は地下鉄や市バスを活用しての観光をしてみました。

ゆきパパは初めてのイタリアなので、楽しませてあげないとっ!


ポポロ門
そこで、記念すべき第一箇所目はポポロ広場に決めました。というのもポポロ広場はかつてのローマへ入る北の玄関口。

ほとんどの巡礼者や旅行者は、このポポロ広場で検問を受けなくてはなりませんでした。 その目印になるように、チルコ・マッシモにあった大きなオベリスクを運んできて建てたそうです。 

ポポロ広場
また双子の教会と呼ばれるサンタ・マリア・イン・モンテサント教会と、サンタ・マリア・デイ・ミラーコリ教会もとても印象的です。 ただ、実はよーく見ると微妙につくりが違うようですので、それこそ実際人間の双子も100%いっしょではないので、双子教会と呼ぶにふさわしいですよね

馬を追っかけるゆき

騎馬警官がいて、昔さながら検問・・・はしていませんでしたが、優雅に見廻っていました。ゆきも喜んでついて行ってました。

ゆ「白いお馬さんについてくワン♪」
パ「白いお犬さんを後ろから撮影中♪」



2008年9月 チャオ、イタリア(スペイン階段 → トレヴィの泉)

スペイン階段

さて、ポポロ広場からさらに南へ下がると、見えてきました「あの」スペイン階段です!

実は、ゆきパパはローマに出発する当日に、ゆきママに
無理や「ローマの休日」を観させれらました(笑)。 ずっと忙しくってぎりぎりまで時間がとれなかったので、家を出発する直前に早送り気味でメインのところだけを、まるで予告編のように観てきました。 でも、そのおかげで「あ!ここは、あのアン王女がジェラート食べていたところだ。」と分かってくれたようです。


ここでのジェラートは階段では
食べられません
現在ローマの各観光地内で飲食をすることは禁止されています。

せっかくアン王女の気分にひたりたくても、ジェラートを階段で食べるとグレゴリー・ペックの代わりに警官がやってきて、罰金を払うことになってしまいます。

ジェラート食べたいワン

果たしてゆきはイタリアで素敵な休日を過ごせるでしょうか??

ゆ「期待しているワンよ♪ ラテンのハンサム犬にも会えたりするワンかなぁ・・・」
パ「まだお嫁にやらん!」
マ「また、しょーもないことを・・・」

「スペイン階段は→」「トレヴィの泉は←」という標識。 結構迷路のようになっている路地もあるので、こういった標識は助かりますね。

昼のトレヴィの泉

スペイン階段での出会いはありませんでしたが(^_^;、そのままゆっくり南下し、つぎはトレヴィの泉へ。

ここは狭い一角なので、いつも観光客でごったがえしているところなのですが、この日は特別多いようでした。 皆、定番のコイン投げをしています。 一説にはお金を観光地で投げる行為は禁止されることになった、と聞いたのですが、どうやら暗黙の了解があるようで、ここではOKのよう。


夜のトレヴィの泉
警官も見張っていて、飲食している人には容赦なく笛を吹いていましたが、お金を投げている人には何も言っていませんでした。 まあこれはお決まりですからね。 

ということで、とりあえずゆきファミリーも「またローマに戻ってくれますように〜&家族健康」を祈って、投げてきました。 枚数によって願いごとは違うらしいです。 ゆきファミリーは各一枚投げました。

パ「実は2枚投げてたりして(=好きな人と結婚できる)・・・」
マ「それってどういうこと?!(「なんていいながら、3枚投げてたりして?!」=離婚できる →注*フィクションです♪)」
ゆ「もー!ややこしいワンから、コインのかわりに5枚のクッキーを、ゆきに投げればいいワンよ!」 


狭い場所ながらも、目線より下に噴水を持ってくることによって素晴らしい視覚効果を生み出し、とても迫力ある噴水になっています。


2008年9月 チャオ、イタリア(ヴェネツィア広場)

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂(昼の風景)


次に向かったのは、ヴェネツィア広場。 ここのヴィットリオ・エマヌエーレ
U世の記念堂が、白く輝いています。

ヴィットリオ・エマヌエーレU世とは、1870年にイタリアを統一した人です。 ローマ帝国が滅びた後は、イタリアはしばらくバラバラでした。 中世にはローマ国、フィレンツェ国、ナポリ国、などと、今の市はそれぞれ国でした。 お互いに協定を結んで他国を睨んだり、政略結婚をしたりして、牽制しあっていました。 

日本でいうところの戦国時代ですね。 となると、統一したヴィットリオ・エマヌエーレ
U世は、さしずめ織田信長というところでしょうか? まあ、もちろん統一の方法は違いますが、ちょっと納得しやすいですよね(おしつけがましい!笑)

そいういった経緯があってか、いまでもイタリアの地方意識は非常に強いようです。 自分の街をとても誇りに思っていて、他の都市への対抗意識を隠そうとしません。 サッカーの試合などで、地元チームを熱狂的に応援し、相手チームへの敵意をむき出しにしたりするのもその頃からの名残かもしれません。

夜の風景

実は今回ゆきの検疫のことで現地の検疫所に連絡をしたかったので、
NYに住むイタリア人の友達にちょっと聞いてみるよう頼んでいました。(詳しくはゆきの検疫編)彼はヴェネツィア地域の出身。

なんでもイタリアでは検疫の手続きも各都市によって違うようです。ですので、ローマにある検疫所にかけなくてはいけないのですが、開いている時間は朝
8時半〜昼の12時まで。彼が何日も続けて何度も電話をかけてくれたそうなのですが、(しかも6時間の時差があるので朝4時半とかに起きて)誰も電話に出ないそうで・・・ 本当にひどい!

そのとき彼が言った言葉が印象的でした。「ローマ人はしかたないんだよね。 仕事もしたがらないし、のんびりしているから困ったものだよ。」と。

ゆき@ヴェネツィア広場

なんせ今までに、いろいろとローマ人の「のんびり具合(=いい加減具合ともいう)」には充分お世話になっている
ゆきママですから、(適当な道を教えられる、「今、行くよ」と言ってから実際来たのは30分後等々)それはよぉ〜〜〜く分かっていましたが、驚いたのは彼が「ローマ人は・・・・」と言ったことです。 要するに我々ヴェネツィア人は違うと言いたいってことですよね? 同じ「イタリア人」でも、そこはくっきりと「区別」したがるようです。 

結構それには笑ってしまって、「あぁ〜やっぱり皆自分の地域が一番とどこかで思っていて、他の地域に対して対抗心を持っているんだなあ。聞いたとおりだなあ」とあらためて感心。 さらにイタリアを理解できた気がしました。


さて、話しが脱線しましたが、この記念堂が出来た当初は「街の雰囲気にそぐわない」と酷評(ローマの入れ歯とまで言われたこともあるとか)されていたそうですが、今ではすっかりなじんでいるようです。とても素敵な建物だと思います。無名兵士の墓もあり、兵士が警備しています。


2008年9月 チャオ、イタリア(フォロ・ロマーノ → コロッセオ)

フォロ・ロマーノ外観

この記念堂の右側の浅い階段を上がって奥に入ると、フォロ・ロマーノがきれいに見渡せます。ゆきは中に入れないので、今回は外からの眺めだけです。

かつてはシーザーやアウグスティヌス、ネロなどの歴代の皇帝達がここで過ごしていたかと思うと、とても壮大な気持ちになれました。


この奥にコロッセオが見えています
ゆ「ここの元老院で、シーザーがブルータス、おまえもか!って殺されたときに言ったワンよね」

マ「ローマ帝国の皇帝達は常に暗殺される恐怖におびえながら、政治を行なっていたようです。」

夜のフォロ・ロマーノ。
もっとライトアップしていると、とてもファンタジックになるのに・・・
夜にライトアップされたフォロ・ロマーノを見たくて戻ってきたのですが、どうやらライトアップは道路側のところだけのようです。 フォロとは公共広場のことを意味します。

昔は全体がライトアップされていたという記憶があったのですが、節電でしょうか? それとも、この日だけ係員が急病でこれなかったとか?? 残念ですが、仕方ありません。

5万人収容可能!
フォロ・ロマーノの後は、やっぱりここでしょう! コロッセオ! ローマ市民の人気を得るために歴代の皇帝達が闘技ショーを催した場所です。

ゆ「紀元80年ごろにこのコロッセオが完成したワンよ。 すごいワンね〜。」

地下には舞台装置や控え室、猛獣の檻などが備え付けてありました
ここも荷物検査があるので、ゆきは入れません。 ゆきママは前に入ったことがあるので、今回はゆきパパにカメラを托して、ゆきと外でお留守番です。

ゆきパパに撮ってもらった中の様子です。 最初の頃は水やワインを満たして水上戦をしたりもしていたそうですが、徐々にそれもなくなったようで、主に人と人、人と野獣、野獣と野獣の戦いだけになっていったようです。下に控え室があり、この上に板を張って砂を撒き、闘技場を作り出したのです。

こういったところからグラディエーターや猛獣が登場したんでしょうね

この鉄格子から猛獣や闘技者が現れる仕組みになっています。

世界中から集められた珍しい猛獣に市民達は大熱狂していたようです。でも、大体はどちらかが死ぬまで続けられたそうなので、それを喜んで観てたってことは、かなり市民って残酷ですよね・・・。

まれに決着がなかなかつかなかったときもあったようで、そういったときは皇帝が決着を決めるようで、親指を上に上げると「勝ち」、下に向けると「負け」。 負けはすなわち死を意味します。映画「グラディエーター」でもやっていましたよね。

紀元72年に建設が始まったと言われています。

グラディエーターでは最後皇帝が自ら剣をとって戦いましたが、実際に存在した皇帝で、自らが闘技者となって戦ったコンモドゥスという皇帝がいました。映画にでてくるホアキン・フェニックス演じる皇帝はこのコンモドゥス皇帝をモデルにしたと言われています。


ゆ「コンモドゥス皇帝はこのコロッセオに剣闘士として自ら出場し、1万2千人もの剣闘士を殺害したと言われているワンよ。 まさに、暴君だったワンね・・・」

歴代の皇帝達は、市民の人気取りのために、毎日の食事代(パン代といわれているけれど、家族全員に支給されると、十分な食事代になったよう)やら、闘技ショーなどの楽しみを与えたり、新しく皇帝になったばかりだと各家庭にボーナスをあげたり、等々、ローマ市民はいたれりつくせりだったようです。 (う、うらやましい・・・)

ローマ人はその昔ずいぶん、甘やかされていたようです。 気のせいか、現代のローマ人もなんとなくさりげな〜く恩恵にあずかっているような気がするのですが。

ゆきがここで戦ったら、
きっとお客さんも喜んだワンよね〜
マ「何と戦うつもり?!」


例えば、バスだと切符を機械に通さなくても、めったにバレなさそうなのですが観光客は律儀に機械に通します。 その分でまかなっているのか、何度もバスを利用しましたが、現地の人っぽい人で機械を通している人が非常に少なかったように感じました。

要するにタダ乗り! たまたま乗ったバスだけがそうだったかもしれませんので、もちろん律儀な現地の人たちのほうが多いとは思うのですが・・・(と信じていますが)

でも、それを見て見ぬふりしているローマ市は、ひょっとするとかつての皇帝に見習っていたりして?? いや、単に「のんびり」なだけなのか・・・



2008年9月 チャオ、イタリア(チルコ・マッシモ)

ゆ「今のチルコ・マッシモはその面影もないワンよ。」


コロッセオから今度はチルコ・マッシモへ移動します。 ここもかつてはオベリスクが真ん中に置かれていて(現在はポポロ広場に移動)、壮大な規模の戦車競技が行なわれていた場所です。

戦車競技といっても、中には車輪に刀などが備えられていて、生きるか死ぬかの競技でした。 

映画「ベン・ハー」での迫力ある競技を思い出しながら、ゆきと歩いてみました。

ゆ「コロッセオといい、チルコ・マッシモといい、なんだか物騒な所ワンね。 ゆきのような平和主義犬には理解不能だワンよ。」

マ「平和主義犬・・・初めて知ったわ。 本犬を信じるべきか、普段の行動を信じるべきか・・・」


サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の入り口左側にあります。

チルコ・マッシモをあとにして、あのローマの休日でもっともゆきママが気に入っているシーン、真実の口へ向かいます。 アン王女のあの驚きようはかわいかったですよね〜
 彼女に「リアクション女王」の称号を与えたい気分です。

もともと下水道の蓋だったものですが、いつの間にか「嘘をついたものは手を噛まれてしまう」という伝説が生まれたようです。 すでに列ができています。
昔と違うのは、係員がいて、写真は1人につき一枚と書いてある看板があったり、係員に写真を撮ってもらいたいなら80セントを寄付する制度になっていたりしたことですね。 ゆきが手を入れたところを撮りたいのですが、怒られるかなぁ・・・

ソ〜ォっと・・・
ちょっぴりハラハラしながらも順番が近づいてきたので、撮ってもらうわけではないですが、寄付箱に入れて真実の口にゆきと向かうことにしました。 係員さんはちらっとゆきを見ましたが、何もいわず撮らせてくれました。 列に並んでいる人たちもあたたかく見守ってくれたので、良かったです!

おかげで、ゆきは嘘つきじゃないって証明ができましたよ

ゆ「当然だワンよ!いつもゆきは正直だワン!ご飯もっと増やして欲しいんだワン!ボール遊びしたいワン!」

パ「それって、単なる欲望に正直なだけなんじゃ・・・」

パート2へれっつら・ごー!