ドッグキャンプ in バーモント州



黄色のコートを着てる方がこのキャンプを作ったハニーさん。とっても優しくてきさくな方で、200人全員の名前と顔をほとんど覚えてくれて、いつも皆に声をかけてくれていました。この人柄に惚れて15年ずっとキャンプに参加している人もいるほどです。

1日目

この日は受付と先生方やアクティビティの紹介がありました。主催者のハニーさんはとても心優しい方で、この人だからこれだけの有名な先生を集められたんだなぁと納得出来ました。各先生方もユニークで明日からが楽しみ!

約300匹の犬達に囲まれてゆきが興奮するのではと心配していましたが、意外に落ち着いていてゆきママは違う意味でびっくりでした。
この日は残念ながら雨で、外での各先生方のデモンストレーションを見ることが出来ませんでした。でも、体育館の中で、ドッグダンスと、フリスビーは見せてもらいました。どちらもとっても高度な技術でびっくりしました。ゆきも最終日にはああなれるのかなぁと、ゆきママはちょと野望をいだいていました。

6-7pm: 初めてのディナー

いろんな人と犬の話で盛り上がります。明日の予定や変更などを再確認。さあ!明日から頑張るぞー。

今日は受付と説明のみです。この後雨が降り出したので体育館の中に移動しました。


皆はりきって朝一からたくさん来てました。さぁー、初日頑張るぞ!
2日目

昨日の雨が嘘のように今日は晴天です。
今日からアクティビティーが始まるぞー!ゆきママは大はりきりです。なにせ一番早いクラスは朝7時からです。朝食はその前の6時から。何がなんだかわからないけど、頑張るぞーっとなぜかゆきも大はりきりです。ママの気迫が伝わったかな?

7-8am:"アジリティーの初心者レベル"(by Kelly Armstrong & Teli Poetker)

さあ!第一回目のクラスはりきるぞ!ゆきもとってもはりきって、ばっちりでした。

8:30-9:30am:"小型犬用のアジリティー初心者レベル"(Jim Gregg)

アジリティーで有名なジム先生に教えてもらえるので、ゆきママ緊張!とても優しい先生でした。ただ、ゆきには簡単過ぎたみたいです。

10-11am:"フリスビー、フリスビー盤に慣らせようレベル"(by Craig Rogers)

この頃にはゆきはいっしょに遊ぶのに飽きてしまった様子。というよりお疲れ気味かも。とにかくはフリスビーを追いかけるというのが今回の目的。

11:15am-12:15pm:"ポジティブな気持ちでしつけをしよう"(by Leslie Nelson)

今まで言うことをきかなかった犬が先生の手にかかると…皆驚嘆の声をあげていました。犬も魔法にかかったように先生の言うことを聞いていました。

12-1pm
:ゆきママのランチ


この間はゆきはケージに入れて涼しくてケージに入れられた犬ばかりが集まる場所(ドッグ・デン)でお留守番。ゆきママのランチが終わってすぐにケージから出してもらって、しばし水入らずで木陰でゆっくり休憩。だんだん暑くなってきたよー。

2:15-3pm:"スケートボード101"(101というのは初級クラスという意味です。

ゆきも楽しそうにスケートに前足を置くようになりました。

3:30-4:30pm:"本当に信頼できる呼び寄せ"(Really Reliable Recall)のクラス(by Leslie Nelson)

今日はお話だけだったけれども、明日からはしっかり始めるよ。ゆきはまだまだ逃げ出してしまっても必ずは帰って来ない時があるので、このクラスは重要です。

5-6pm:
"フライボール(ボックスとジャンプ)"(by Barb Hooper)


ジャンプとボールが大好きなゆきだから、きっとむいてると思ったのだけれど、どうもゆきはボックスがたてる音が怖くてペダルを踏みに行かなくなってしまいました。ジャンプは喜んでするのだけれど・・・ここに来てこわがりゆきが出てきてしまいました。

6-7pm:
ゆきママディナー


ゆきはドッグデンでお留守番です。ここで、明日の予定の変更などを聞いて、あらためて計画しなおしたりします。ホテルに戻ってゆきもゆきママもぐったりです。一日目は飛ばしすぎたー。明日からはゆっくりやって行こうと思うゆきママでした。

ジム先生。1匹1匹丁寧に教えてくれました。

真ん中の黒い犬は生徒さんの犬。右側の短パンをはいた人がカレン先生。たまたま一番言うことをきかなさそうなこの犬を選んで、皆の前で見事いうことをきかせていました。とっても自然体なしつけ方で、とても参考になりました

スケートボートに初挑戦。はじめは怖がっていましたが、徐々に慣れてきたようです。

ゆ「ねえねえ、こんなにいっぱい犬がいるのは初めて。これはいったいなんの集会なんだわん?」


マ「順番待たなきゃだめよ。ほら、みんないい子で並んでるでしょ。今から5番目だからね。」
ゆ「なぬっ?まだ5匹もいるの?もう待ち疲れだわーん」
3日目

8:30-9:30am: "CGC&TDIテスト(ケーナイングッドシチズン&セラピードッグインターナショナル)の為の準備のクラス"(by Karen Fisher)

とってもおもしろい先生で、皆ずっと笑っていました。CGC&TDIは難しそうだけど、せっかくなので最後の日にトライしてみようかな?っとゆきママは自信なさげに誓ってみました。

10-11am:"小型犬アジリティー初級レベル"(by Jim Gregg)

ゆきはやっぱり他の犬よりは上手にこなせていたので、先生がリードを外してやってごらんと言ってくれました。そして、調子にのってゆきママがリードを外した途端・・・ピュ−!っとゆきは大脱走!囲いの無い大きな芝生の中を縦横無尽・・・あぁーーゆき、やってくれました。近くの別のクラスの人が餌で釣って捕まえてくれましたが、やはり囲いが無いと駄目なのね…お恥ずかしい。

ゆきがヘターっとへたりこんでしまったので、ママのランチの時間までしばし木陰で休憩。

12-1pm:ゆきママランチ

ゆきはドッグ・デンでお留守番。

1:15-2pm:"クリッカートレーニング"(Karen Pryor)

なんとクリッカーの発明者であるカレン・プライヤーさん自ら、クリッカーの意義と使い方について説明してくれました。
人間同士での遊びとしてクリッカーを使い、本来の使い方を学びました。

10種類くらいの小さなおもちゃ(ビー球や牛の形の消しゴムなど)を並べて、片方の人が犬の役(A)。もう片方がクリッカーを鳴らして何をさせたいかを考えて、相手がその望みどうりの行動をした瞬間にクリッカーを鳴らして、ご褒美としておもちゃのお金や棒などをあげる(B)という流れになります。

例えば、Aさんがビー球を持ち上げ、それを右に動かすと、Bさんがクリックをして棒をご褒美としてAさんにあげます。Aさんはその行為が棒をもらえる良い行為だとわかってそれを何度もするようになります。

もう一つの方法は上記の方法にトランプが加わります。丸がかかれてるトランプを見せた時に四角い消しゴムを上に上げるとクリックが聞こえて棒がもらえる。そうすると、丸のマークが見えたら四角い消しゴムを上に上げればよいとBさんは理解します。

このようなことを続けることで、実際犬に芸をおしえたり、しつけをする際に命令の言葉や合図と行動とを関連付けさせる練習となります。偶然の行為にクリックの音(ご褒美のもらえる音)、さらに命令の言葉や合図を重ねて、ご褒美をあげることを続けることで、命令→行為(クリック音が聞こえる)→ご褒美という図式ができあがります。そのうち、命令→行為が自然と身に付くようになります。コツは座るならおしりが地についた瞬間に「クリック!」とタイミング良く鳴らすことです。完全に座ってしまった後ではどの行為が良かったのか、犬がはっきりとは理解できません。

たまに間違ってクリッカーが鳴ってしまったりすると、ゆきは何かもらえる!と思って喜んでしまいます。それほど、クリッカー=ご褒美という図式がゆきのなかでは出来ているようです。

2:15-3pm:"スケートボード101" 

今日はもうちょっと頑張って両足をのっけたまま少し動けるようになりました。基本的にはクリッカーで教えています。乗ったら「クリック!」で餌をあげることを続けているうちに、自分で楽しんで乗るようになっていました。

3:30-4:30pm:"本当に信頼できる呼び寄せ"(by Leslie Nelson)

今日はアジリティーのクラスで逃げ出してしまったことを正直に告白。でも、このクラスではゆきは信じられないくらい模範生でしたので、先生は「本当に逃げたの?」と半信半疑。今日は名前プラス普段とは違う命令(いつもが「来い」ならそれは使わない)で呼ぶ練習をしました。とっても大きな声で「ゆき!ヒアー!(こっち)」と叫び、先生につかまれたゆきが20mほど離れたゆきママに一直線に走っていけば合格です。

ゆきが走り出したら、ゆきママは「きゃー、えらいえらい!すごいねー」っと褒めて褒めて褒めまくってゆきを勇気づけ、実際にママのところに到着した時には30秒間なでながら、いつもとは違う極上のおやつ(この時はローストビーフ)をあげ続けます。ゆきは自分から逃げるのはいいけど、他人に無理やりママと離されるのは嫌なようです。

5-6pm:
”フライボール”(by Barb Hooper)


本当はボールが出てくること自体がご褒美なのだけれど、ゆきは怖がってペダルを踏むのを嫌がるので、仕方なく先生の許可を得て餌+クリッカーで特訓。体が自然に反応するのか、クリッカーを鳴らすとゆきは怖いけどペダルへ向うようになりました。だんだんと慣れてくれば餌なしでできるようになるでしょう。ゆきは体が軽いので、思いっきり踏み込まないとペダルが下がらないので、それもストレスになるみたいです。

6-7pm:ゆきママディナー

ゆきはドッグデンでお留守番。こんなに毎日規則正しく食事をするなんて何年ぶりかなー。ご飯は期待していなかったけど、結構おいしいのでうれしかったです。

ゆきがダウンして休んでいる間、ずっと目の前でフリスビーを追いかけていた犬です。とっても元気でした。こんな広いところで走り回れるのがうれしいんだろうなあ。

真ん中にいるおばあちゃんが、クリッカーを発案されたひとです。こんな方に会えるとはめちゃ感動や-

クリッカーの使い方を人間同士の遊びとして取り入れた授業。

黒のプードルを持っているのがレスリー先生。本当は赤い服を着た人がご主人なのですが、呼んだのに来なかったので、やきもちを妬かせるために他の犬と楽しそうに遊んでるところ。この後は見事ご主人さまのもとへ走って行きました。

ゆ「あーー芝生って気持ちいー、ずっと転がってたいなあ。もう動かないもーん!」

フライボールのジャンプ。ゆきはジャンプに関してはお手のもので、とっても楽しそうにジャンプしていました。


朝からとっても暑くて2匹ともグテー。
仲良し2匹が仲良くねんねです。
4日目

今日はパープルデーといって、犬でも人間でも紫のものでお洒落をしましょうという日です。このキャンプのイメージカラーは紫なのだそうです。残念ながら何も紫のものが無かったのですが、結構気合は行ってる人&犬はいっぱいいましたよ。

8:30-9:30am: "CGC&TDIテストの為の準備のクラス"(by Karen Fisher)

今日は本格的にテストで行われるようなことを実際やってみました。まず、飼い主がもつリードを引っ張らずに左について同じ速度で歩けるか。散歩中に知らない人が飼い主に話しかけてきても、座って落ち着いて待っていられるか。そして、大きなビスケットが落ちているのを無視して歩いて行けるか。180度、360度ターンや止まった時に左について座った状態になるか。などなどです。

あとは「座って待て」と「伏せて待て」をして、その状態から「来い」で飼い主のところまで行くかどうかです。
なんとかゆきはどれもこなしていましたが、お天気ゆきのこと、本番にやってくれるかは不安です。でも、ゆきを信じよう!

10-11am:"フリスビー、フリスビー盤に慣らせようレベル"(by Craig Rogers)

今日は犬というより、人間がフリスビーを真っ直ぐ遠くに飛ばす練習をしました。いままでゆきママは右か左かに曲がってしまっていましたが、先生の言う通りにやるとなんとかまっすぐふわっと進むようになりました。腰でまわすのと、利き腕の肩から肘までを体に固定しながら、小指を盤の下側に軽く添えて投げるとうまく投げることが出来ました。

11:15am-12:15pm:"アジリティー小型犬中級レベル"(by Jim Gregg)

昨日逃げ出してしまって恥ずかしかったのですが、今日はリードを持ったままなんとか無事に終わることが出来ました。
ジム先生はいつも音楽を指揮するように犬を操作しなさいとおっしゃっていました。

また、音楽の盛り上がりや次のつながりへのためにどうしていくかという組み立ても、アジリティーと関連付けていて、いかに流れるように一つの障害から次の障害へと犬を送り出せるかを説明してくれていました。無駄または無理のない動きが理想なので、障害の配置角度や位置をしっかり確認して、犬からはどのように見えるかを常に考えるようにと説明してくれました。とっても優しい先生で、尚且つ分かりやすい説明の素晴らしいクラスでした。

12:15-1pm:ゆきママランチタイム

ゆきはドッグデンでお留守番。今日はピザでしたが、ママ暑くて全く食欲なし…フルーツのみ食べました。

1-2pm:キャンプ全体の写真を撮りました。ちゃんと写っているかな?

その後いろいろなコンテストがありました。キッス・コンテスト(犬と飼い主の熱ーいキッス!)、食わず嫌いコンテスト(犬が食べたことの無いような豆腐、パイナップル、もやし、ピーマン、オリーブなどを全部残さず食べられるかどうか)、そしてホットドッグ・レトリーブ(ホットドッグ用のフランクフルトを食べずに持って帰って来れるか)のコンテストが次々に始まりました。

ゆきはキッス・コンテスト(ちょうどその頃”チュ!”を練習していたのでちょうどいいと思って)とホットドッグ・レトリ-ブに挑戦しました。キッスコンテストはかなり強敵がいました。、ムツゴロウさん並の人が多く、犬とのディープキス。フレンチキッスのゆきではとても歯が立ちませんでした。

そして、ホットドッグ・レトリーブ。これは1.5mほどの距離がある2本の線の片方から出ずに、飼い主がフランクフルトをもう片方の線のあたりに投げて、それを犬に取りに行かせて無事に食べずに戻ってくると合格という競技です。お利口そうなジャーマンシェパードやボーダーコリーが飼い主が制止するのも聞かずパクパクと食べていて、かなり楽しい競技になっていました。

ゆきママはおそらくゆきもあっという間に食べてしまって、皆の笑いを誘うのだろうなって想像していました。と・こ・ろ・が、なんとゆきがちゃんとくわえて帰ってくるじゃないですか!ゆきママびっくり!

そして、ゆきは2回戦へと進んでフランクフルトは半分の長さに。大きい犬には辛い一口サイズになってしまいます。ゆきにとってもちょうどいい大きさです。そしてこの2回戦も・・・なんと持って帰ってきました。この時点で30匹ほどいた挑戦犬はすでに6匹ほどに減っていました。

ゆきはなぜか悠然としています。ゆきママだけ興奮状態です。
そして、3回戦。ついにフランクフルトは4分の1の大きさ、親指の大きさになってしまいました。さっきまで頑張っていたライバル達が目の前で脱落していきます。そして、ゆきの番がやってきました。残っている犬の中では小型犬でこんなに若いのはゆき一匹、しかも頑固でしつけのしにくいウェスティということで、一際声援が大きかったのを覚えています。そして・・・!

一度興奮して落としたのですが、ママの「Get it!」という声になんとか反応して帰ってきたのです。そしてママは大興奮、会場も大歓声でした!仲良くなっていた先生もいっしょに喜んでくれて本当にうれしかったです。他にもう2匹勝ったのですが、その子達は本当にしつけのできているジャーマンシェパード達で全く危なげなく淡々と仕事をこなしているというかんじで、いまいち興奮を呼ばなかったようです。そして、この日からゆきは歩いていても「ホットドッガー・チャンピオン」と呼ばれるようになりました。

3:30-4:30pm:"本当に信頼できる呼び寄せ"(Leslie Nelson)

今日は飼い主が木の陰に隠れても声のする方に来られるか、他人にたくさん餌をもらったり遊んでもらっていても飼い主の呼ぶ声に来られるかどうかという練習をしました。
結果、ゆきは無理やり離されるとなにがなんでもママのところに行こうとしてしまうので、先生は「完璧なんだけどなあ、どうして逃げ出したんだろう」と首を傾げるばかりです。
うーーーん、ママも不思議!

5-6pm:"フライボール" (Barb Hooper)

今日はずいぶんご機嫌にボックスもこなしていました。ジャンプとボックスのコンビネーションもなかなかです。ただ、体重が軽いのでなかなかボールが出てこないのにイライラしていたみたいです。たまーに出てきたボールをうまくキャッチできたりもしていたので、うれしいかぎりです。


6-7pm
:ゆきママディナー。


ゆきはドッグデンでお留守番。

今日でもうこのキャンプも折り返しです。ホットドッガ-・チャンピオンにもなれたし、周りの人達も優しい人が多くてとっても楽しい!このキャンプを教えてくれたアイリーンさんにも感謝感謝です。アイリーンさん、ハリー君とはいっしょの部屋に泊まっています。でも、部屋に帰ると皆ぐったり疲れていて、ばたんQ−(笑)。
さあ、後半戦頑張るぞ!

ゆき、フリスビーキャッチの瞬間!
ゆ「この白いのフワフワ飛んでついつい飛びつきたくなっちゃうんだわん」

メイン運動場の風景。皆のびのびと気持ちよさそうにフリスビーを追いかけています。

暑さのために教室を抜け出して木陰へと逃げ込む。ゆきの舌はだらーっと伸びきっています。

これは食わず嫌いコンテスト。豆腐やパスタなど、普段は見たことも食べたこともないものばかりを10種類取り揃えてあるお皿か司会者の言う順番で食べさせて、全て完食できれば合格。

これはホットドッグ・レトリーブの風景です。手前のコーンの部分から向こうのコーンのところまでフランクフルトを投げて取りに行かせます。

皆の声援がすごかったねー。クラスもいいけど、こういう交流会もこのキャンプのいいところでした。

30mほど離れたご主人さままで猛ダッシュ!こうなれば「本当に信頼できる呼び寄せ」(略してRRR)は合格です。
たまに木の陰に隠れて呼んだりもします。

フライボールのボックスのペダル。これを勢い良く踏むとボールが奥から飛び出してきます。ゆきは体重が軽いので、もっと上の位置でしっかり踏まなくてはなりません。
ゆ「踏んでるのにー、出ないわん。イライラ…」

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